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火事の記憶
カテゴリ: 探偵物語
どうも。
一部の方に根強い人気のカテゴリー「探偵物語」を、久しぶりにUPしようとしている者です。


30日夕に起きた兵庫県明石市の住宅密集地での民家火災。
パート先から母が駆けつけたときには、家は黒煙につつまれ、中に入ろうとする母を警察官らが押しとどめた。家計を支えていた母の不在時の惨事に、近所の人らは沈痛な思いで焼け跡を見つめた。

火事は、パート従業員の末広美和さん(33)方で発生。
近所の人が爆発するような音で火事に気づき外に出ると、末広さん宅2階から窓をバンバンとたたく音と、子どもの「助けて」「開けられへん」という悲鳴が聞こえた。隣人男性が消火器を持って中に入ろうとしたが、玄関、1階の窓とも鍵がかかっていた。
男性は「子どもたちの『助けて』という声が頭から消えない」と嘆いたという。
近所の友達から連絡を受けた母の美和さんが駆けつけた時には、子どもの声も聞こえなくなっていた。美和さんは家の前で泣き叫んでいたという。

地元消防団の男性は午後4時10分ごろ、無線で火事の一報をキャッチ。10分ほどで現場に着くと
2階の割れた窓から男の子が上半身を出してぐったりしているのが見えた。1階のひさしに消防隊員が上って、窓からその男の子を引っ張り出そうとしたが、炎が激しくなり、救出できなかった。

兄弟3人の遺体が見つかったのは2階の和室。美和さんが不在の時は、長男の颯(りゅう)君(8)が弟の心(しん)ちゃん(5)と澪(りょう)ちゃん(3)の面倒を見ていた。
明石市消防本部の消防隊員が到着したときは、家からは黒煙が大きく立ち上っていた。
明石署などは煙が一気に勢いを増したため、3人は玄関から出られなかった可能性が高いとみている。

末広さん一家は約3年前に引っ越してきたという。
颯君と同じ小学校に通っていた近所の男児は、兄弟3人とよく虫捕りや鬼ごっこをして遊んだ。「よく知っているお友達がこんなことになって、信じられない」と話した。

娘が颯君と同級生という近所の主婦は、美和さんが自転車の前と後ろに心ちゃんと澪ちゃんを乗せ
保育園に送り迎えをしている様子をよく見かけた。颯君が自転車でついていっていたという。(一部略)

ソース  http://www.asahi.com/national/update/0830/OSK200808300096.html


記事にするにはタイミング的に少し遅いのだけれど・・・・・。

なんとも悲しく、痛ましい事件が起きてしまいましたね。
どんな事情で母子家庭になったのかは定かでは無いけれど
子供達の傍に母親がついていれば、こんな事にはなっていなかった。
けれど、子供達を養い育てていくには、母親が働きに出るほかは無かった。
目の前で激しく燃える家を、どれほどの絶望感でみつめていたのか。
私にはかけてあげる言葉すら見つかりません。

亡くなった子供も、そしてこのお母さんも気の毒で仕方が無い。
誰も好き好んで、小さな子供を家において出て行ったりはしないよなぁ・・・・・・。

・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや・・・・・・・・・・
いたな・・・・・・・・・・・・
そういうヤツを知ってるわ、俺。


昔からの読者さまなら御存知でしょうが、私、元・探偵です。
かつて興信所の調査員として勤務していた事があります。
ちなみに国内でもかなり大手の興信所です。
素行調査(浮気など)や家出人探し、ボディーガード、ストーカー対策・・・・
色んな依頼に応えてきました。
今日は、その頃に私が“現場入り”したケースを紹介します。

例によって、興信所を退職した現在でも秘守義務がありますので、差し障りのある部分については秘させていただきます。

その依頼が、我が福岡調査室に持ち込まれたのは夏も終わろうかという、丁度今頃の季節だったように思う。

「昔の恋人が、今も元気でいるかどうか調べて欲しい」
20代後半と思しき女性からの依頼だった。
何でもかんでも見境なく依頼を受けるワケにはいかない。
依頼の内容、そしてその理由を聞いてからでなければ、依頼を受ける(これを「受件」と言います)事は出来ない。
調査の結果を悪用されることが無いとは言えないからだ。

詳しく事情を聞いた営業担当の所長は、その内容に驚きつつも「受件」した。
そして書き上げられた「調査依頼書」が、我々調査員の詰め所である調査室に届けられる。
この件を担当することになったのは私。
依頼書に目を通しながら所長から詳細を聴く。

「早い話、このAさん(依頼者の元・彼氏)が、今、どうしてるかを調べれば良いんですね?」
との私の問いかけに所長が答える。
「というか、写真だけで良い」
「写真だけ?勤務先とかはいいんですか?」
「いい」
なんかいつもの所長と違う・・・どうも不機嫌なのだ。
「あの・・・何か怒ってます?」
「・・・・・・あのね、実は・・・」
所長が語り始めたその話に、私も憤りを感じた。

「3~4年前に、福岡の○○市で留守番していた小さい子供3人が焼死した火事があったの覚えてない?」
「?」
記憶を辿ってみた。
たしかにそういう火事があった。たしか長男でも小1とかじゃなかったっけか。
両親も、同居していた祖父母も留守にしていた一軒家で起きた悲惨な火事。
「あー、ありましたね、子供達が可哀想だったんでよく覚えてますよ。たしか家にいる筈の母親が友人に会うために、少しの間だけ外出していた時に起きた火事でしたっけ」
「そういう風に報道では流れてるけどね。本当はその母親は浮気相手と会ってたのよ」
「えええええええ、最低」
「今回の依頼人はその母親。本人(調査対象)はその浮気相手」
「えええええええ」
一同ドン引き。

「じゃあ、こういう事ですか?数年前の火事は、家人の留守をいいことに子供を家に置いて浮気に出かけた妻の留守中に起きた火事で、今回の依頼はその妻がその浮気相手が元気でいるかどうか知りたがってるって事ですか?」」
「そういう事」
「最低の女ですね!」
「そう思うよね」
「そりゃそう思うでしょ。自分の子供が3人、自分の浮気が原因で死んでるんですよ?なのにその男に会いたい?他にやるべき事があるでしょうが!」

所長も軽く依頼者には説教したそうな。
この依頼者、火事の後の事情聴取やら家人からの詰問で(当たり前だし、自業自得だが)浮気がバレ、浮気相手とも別れさせられた上に、莫大な賠償金と慰謝料を背負っていた。
まともな仕事ではとても返せない金額。
結果、彼女は風俗嬢に。

ここらへんは俺には理解できねぇんだけど・・・・・
自分の浮気が原因で、自分が腹を痛めて生んだ子供が3人も焼け死んで。
それにも関わらず、その浮気相手に会いたいと思うものなのかしら。

そんな女は嫌だ!!

個人的には色々言ってやりたいものを、ひとまず胸に収めながら現場入り。
元彼(以後Aとする)の家は解っている。
今もそこに住んでいるのかを、まずは確認しなければならない。

A宅に移動。
近くの神社の駐車場に車を駐車し、A宅周辺の内偵を開始。
A宅は2階建ての古いアパート。表札を確認した限りでは母親と二人暮しのようだ。
周辺を捜索していると、近くの路上にAの使用車両を発見。
うっすらと埃を被っている。ここ数日間で使用した形跡は無い。
ひょっとするとここには住んでいないのかもしれない。
この付近にバスは通っているものの、車がないと買い物にも困るくらいの、決して便利とはいえない場所。
ここに住んでいるのなら車は使う筈。
助手席側のタイヤの上に小石を乗せ、この日の内偵は終了。
次に見た時にこの小石が無ければ車が動いたという事だ。

だが、この後もこの小石はタイヤの上に乗ったままだった。
車は一度も動く事が無かった。
無論、Aの出入りも張り込みの結果確認出来なかった。

実は受件の際、所長は依頼者と約束していた。
「調査には入る。しかし数日間の調査で結果が出なければ諦めなさい」
と。
どうやら件の火事の後、夫の家族がAと依頼者を別れさせる為に「右翼」や「その筋」の方々を使ったらしい。
Aの勤務先にもそうした方々が出向いたそうな。
Aもかなり怖い目に遭った事だろう。これまた自業自得であり、当然の報いだと思うけれども。
下手にAをつついて情が再燃しても、またそうした方々の耳に入れば厄介な事になりかねない。

「触らぬ神に祟りなし」
「君子危うきに近寄らず」
例えは何でもいいがそういう事だ。
それに死んだ子供への贖罪もあろう。
今の依頼者の姿では死んだ子供も浮かばれない。

依頼者もそれで納得していた。
そして契約していた調査日程が終了し、私もこの胸糞悪くなる依頼から無事外れた。

いつもの浮気調査の方が余程気が楽だ。

そう感じた依頼でした。


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Edit / 2008.09.05 / Comment: 2 / TrackBack: 1 / PageTop↑
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ライブドアブログより引っ越してきました。

趣味は、キャンプやバイクツーリング、読書、インターネット、ゲーム等。
現在独身の♂。
誕生日は2/22(ここ重要)
「ブログもプロレス」をモットーに楽しんでもらえるブログ作りを心がけてます。
どうぞ皆様御贔屓に。

前ブログ「やまさんのお気楽日記」
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