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残酷な毒薬
カテゴリ: 我が家の本棚
まぁ、ここにコメントを頂いてる皆さんの中に、そんな人はいないと思うのですが・・・。
今回の話題は、ネットで詳細を晒すような内容ではないので「そのものズバリ」の部分は伏字とします。

私は本好きで、色々なジャンルの本を読みます。

今回紹介するのは現役ドクターが書いた本。
たまにドキュメンタリー番組で、顔を見ることがあるような。

著者が勤務しているのは
「突発的な事故や病気で命の危険にさらされた人間を救う」部署。
収容された患者の死亡率は3割を超えるという過酷な職場。

そんな著者の職場に、ある日30代半ばの女性が救急車で運ばれてきた。
救急処置室のストレッチャーの上で、大暴れしている患者を当直医は知っていた。女性の名前は長谷川洋子(多分仮名)。

彼女は「狂言自殺」の常習者。
左手首には、前回の気合の入ったリストカットの痕。
通常のリストカットの場合は、せいぜい皮膚の全層を切る程度。
しかし彼女の場合、とう骨動脈と尺骨動脈が両方とも切れ、腱もほとんどが切断されている。長時間に渡る手術で、血流は再開し左手そのものは生き残ったものの、元通りの機能を取り戻すことは出来なかった。
そのリストカットの前にも、少なくとも4回の服毒自殺を図っている。

彼女は「死ぬ気なぞ最初から無いくせに死んでみせようとする」人騒がせな人間だった。

今回の場合も友人に「今から死ぬ」と電話をかけた。
友人も毎度の事ながら「ホントに死なれちゃ夢見が悪い」ので119番通報。
彼女の部屋の鍵は開いており、救急隊員は、スムーズに部屋に入れた。

なんの事は無い。
自分で救急車を呼んだのと同じ事だ。自分が助かる為の手段はちゃんと事前に打ってある。

精神科の診断は・・・
「精神科が取り扱う領域じゃない。治すところがあるとしたら性格」
と言った程。

今回は服毒だった。
救急隊員が彼女の側にあった、青黒い液体が入ったプラスチックのボトルを当直医に渡す。
その成分表を見た当直医の顔が突然変わる。

「長谷川さん!あんたコレ本当に服んだのか!?」
「ほっといて頂戴!あんた達には関係ないでしょ!?」
暴れだした患者を、看護婦が押さえつけようとしたその時、患者が激しく嘔吐した。
吐しゃ物を確認した当直医が呟く。
「やっぱり服んでんだな」
キョトンとする看護婦や研修医に顔色を変えた当直医の指示が続けざまに飛ぶ。
点滴!採血!採尿!胃洗浄!

その○○には高濃度の○○○○○が含まれている。
この○○。実は簡単に手に入る。普通に売っているのだそう。
ただし、間違っても飲まないように、わざわざ毒々しい色にしたり、強烈な味付けをするなどしている為、痴呆老人等でないかぎり、自殺志願者でなければ飲まない代物。

入院3日目。
医師達の懸命な措置により、一見彼女は元気な様子。
精神科の診断も受けた。
退院したら友人に謝りに行くなどと話す彼女。

「で?見通しは?」
精神科医師の質問に担当医が答える。
「実はかなり悲観しています」
「と言うと?」
「四~五日内には持っていかれるでしょう」
「ええ?あんなに元気なのに?」
それが○○○○○の怖さ。精神科医師も研修医もその怖さを知らなかった。

患者の容態が急変したのはその晩。
最初は軽い息苦しさを訴える程度だが、進行するにつれて血液中の酸素濃度が低下。それに伴い意識も朦朧としていく。
息を吸うことはできるが、肺そのものがダメージを受け、体内に酸素を取り込むことができなくなるのである。
ひとたびこの症状が進行し始めるとそれを止める手段が無い。
人工呼吸器も全く意味をなさないのである。
つまり窒息状態で絶命するのである。

この○○○○○の怖さ。
服毒すれば瞬時に死ねるような「優しい薬」ではない。
致命的なこの症状が現われるのは、服毒後数日が経過してから。
それまで患者は肉体的な苦痛をあまり感じない事が多い。

「死ななくて良かった」
「退院してまた一からやり直す」

そんな時間を患者に与えながら、結局はその命を奪うのである。

長谷川洋子も帰らぬ人となった。
狂言自殺も、もう出来なくなってしまった。


なんて怖い薬なんだろうと思いつつ読んだ。
そんな薬が普通に売られてるなんて。
みなさん間違っても飲まないように。
Edit / 2006.05.13 / Comment: 10 / TrackBack: 0 / PageTop↑
名探偵 御手洗潔
カテゴリ: 我が家の本棚
私の趣味の一つに読書があります。

読むジャンルとしては、その時々にハマったジャンルを読みふけるといった感じで特に定まっていません。

中学~高校にかけては、眉村卓や赤川次郎にハマり。
高校3年辺りからは落合信彦にハマったり。

最近の傾向としては、ドキュメントやルポ。
ノンフィクション系を好んで読んでいます。

そんな私ですが、以前から継続して読んでいる小説があります。

ジャンルとしては推理小説です。
作家は島田荘司。
現代ミステリ作家を、代表する一人だと言っても過言ではないでしょう。
彼の「名探偵キャラ」は二人。
2時間ドラマ化もされている、警視庁の刑事「吉敷竹史」
超天才で奇人。医者でもあり占星術師でもある「御手洗潔」(ミタライキヨシ)

私は、今までの「名探偵像」をぶちこわした感のある御手洗の大ファン。
とにかくハンパじゃなく頭がいい。しかし奇人。
そんな彼に振り回される、ワトソン的存在のイラストレーター兼作家の石岡。
この二人の関係がまた面白い。

御手洗シリーズの第1作「占星術殺人事件」
この作中での、御手洗によるシャーロック・ホームズ評は秀逸。
つい笑ってしまいます。
しかし、この作品の本当の凄さはトリック。
そのトリックを理解した時、私は鳥肌が立ちました。
ただ残念ながら、このトリックは後にある漫画がそのトリックをパクリ(?)
そのトリック自体が、既にネタバレ状態である事。

同じく御手洗シリーズなのですが、私が一番好きなのが「異邦の騎士」
推理小説なのですが、殺人事件が起きるワケでもない。
御手洗が出会った、記憶喪失の男性を救うお話。

これがねぇ・・・・

泣ける

ホント切なくなる。
犯人を捕まえても、誰も得をしない。
被害者もそれを望まないという事件に、私は思わず知らず泣けてしまうのです。

興味のある方、是非読んでみて下さい。

読書好きの方、何かお勧めの本はありますか?
Edit / 2006.04.22 / Comment: 6 / TrackBack: 0 / PageTop↑
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Illustrations by 「遼」さま

ライブドアブログより引っ越してきました。

趣味は、キャンプやバイクツーリング、読書、インターネット、ゲーム等。
現在独身の♂。
誕生日は2/22(ここ重要)
「ブログもプロレス」をモットーに楽しんでもらえるブログ作りを心がけてます。
どうぞ皆様御贔屓に。

前ブログ「やまさんのお気楽日記」
http://blog.livedoor.jp/yamasann0940/

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